専業主婦
妻という職業に憧れていた私だったので、専業主婦という経験をした。
とっても幸せだった。
起床して大好きな人のために朝食を作り、お弁当を作り、見送る朝の幸せ。
太陽が高いうちに洗濯物を干し取りこめる幸せ。
掃除が行き届き清潔な家を保てる幸せ。
笑っていいとも!や昼ドラを休憩がてら毎日のように見られる幸せ。
眠くなったら好きなときにひと眠りできる幸せ。
大好きな人の帰りを待って夕食を作り遅くまで待つ幸せ。
今日もお疲れ様って玄関で笑顔で出迎える幸せ。
毎日がゆっくりと流れて、コレ以上に穏やかな過ごし方はないなって思ってた。
でも・・・飽きた。
思っていた以上にすぐに飽き始めた。
出歩いて使い続けるお金があるでもなく、またそんな生活がしたいわけでもなく、見送りから出迎えまで言葉を発したり交わすことがない日もあったり、なんとつまらない毎日だと感じるようになっていった。
もともと好奇心が強く、ルーチンワークは苦手な私。
いつも新しい刺激を求めるタイプの私には、専業主婦という生活では刺激を得る場がものたりなくなったのかもしれない。
今となっては懐かしい専業主婦時代。
でもその中には妊娠と出産、子育ての時期も含まれているし、やっぱり経験して良かったものであり私の中では貴重な経験になっている。
なんでも日本は専業主婦率がかなり高い国らしい。
どうしてだろうね・・・?
今でこそ学力低下が叫ばれてはいるものの、かつては学力調査で高い順位を得ていた日本。
国の税金を投じて未来を託したはずの子どもたちの多くが専業主婦になり社会に還元されないのはとても勿体ないことだという記事を読んだことがある。
専業主婦のコミュニケーション能力、家事処理能力たるや素晴らしいものだという。
幸せを感じてのんびりもいいけど、確かに「個」として社会に役立つよう能力を還元するっていいよなって改めて思ったりもする。
もう私が専業主婦に戻ることってないだろうな。
その時は定年だ。第二の人生だ。
それまでの時間、また新たな刺激を受けて自分を試して成長してみたいな。